11月7日に吉川市民交流センターおあしすで開催されました【認知症を持つ高齢がん患者の緩和ケア研修会】に参加をさせていただきました。
認知症の患者は痛みを感じないと思われがちですが、痛みを感じないという事実の証明はなくケア提供者の偏見や思い込みであることが多くあります。認知症が進行すると痛みやつらさを言葉に表すことが困難となります。BPSD(認知症の周辺症状:幻覚・妄想・攻撃的行動・徘徊・焦燥・介護抵抗等)は痛みやつらさを表すスピリチュアルペイントの可能性も考えられるのです。そのため私たちは見方を変えBPSDを不穏・問題行動と思わず、痛みやつらさを伝えるための表現ではないかと考えることが大切であると思います。ありがとうございました。