11月17日 埼玉県立小児医療センターにて経管栄養をしている子供への接触に繋がる支援に関連した小児在宅看護研修会に参加させていただきました。
【小さな子供達へ食べる喜びを伝えるケア】をテーマにした研修が行われました。小さく生まれたお子さんは未熟性や咽頭軟化(軟弱)症などにより接触・嚥下機能に支障をきたしていることがあります。また接触過敏が加わり訓練が困難となるお子さんもいらっしゃいます。
感覚過敏のお子さんへの摂食訓練ではまず過敏を取り除くことが最優先されるため、まずは過敏が存在している身体部位を確認したのち、脱感作(感覚の異常を和らげる方法)を行い訓練がしやすい状態にしていく事がポイントになります。ミルクやご飯が摂れないとお母さんはとても心配になりますね。しかし、食事は『おいしい』『楽しい』『安全』とお子さんに感じてもらうことが大切であり、お母さんが『焦る・他の子と比べる』必要はないことを伝えていきたいです。
ありがとうございました。